【大阪】「『給料を上げる。国を守る。』を全国で訴えていく 」玉木代表が党の重点政策を説明

 国民民主党の玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は21日、大阪府を訪れ、矢田わか子副代表(参議院議員/全国比例)とともに、大谷ゆりこ大阪府参議院選挙区総支部長の街頭演説会に参加した。天神橋筋商店街で行われた演説会では、党が20日に公表した参議院選挙に向けた重点政策を説明しつつ、支持拡大を訴えた。

 玉木代表は日程終了後に記者団の取材に応じ、「参議院選挙に向け、国民民主党は重点政策に掲げた『給料を上げる。国を守る。』を全国で訴えていく。物価が上がる中で経済が低迷しているにもかかわらず、これに対しての政策を政府与党は打ち出せていない。他党の中には増税や金融政策の引き締めを提案している党もあるが、まだそのような状況にはなっていないし、表面上見えている物価上昇だけで追加の経済対策を緩めてしまっては、またデフレになってしまう。今回の参議院選挙は、物価上昇する中での経済が低迷するスタグフレーションに対して、具体的にどう対応していくのかの経済政策を問う選挙になる。国民民主党の目標は明確で、物価上昇以上に賃金が上がる経済を取り戻す。それを実現するための経済政策を提案しているので、政策で勝負していきたい」と力を込めた。

 演説会には、矢田副代表と親交のある「ギャンブル依存症被害者の会」の関係者の皆さんも応援に駆けつけた。