【大阪】「託された声を実現するために全力を尽くす」玉木代表が大阪駅前で演説
玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は17日、大阪府大阪市の大阪駅前で開催された街頭演説会に参加した。
玉木代表は「我々は単なる批判や反対に留まるのではなく、必ず対案と解決策を持ち、それを実現につなげていく」と党の特徴を紹介。国民民主党が障害児福祉の所得制限撤廃に粘り強く取り組み続け、ようやく補装具の購入費補助に対する所得制限が撤廃されたことを挙げ、「一人ひとりの市民から託された声を、1つでも2つでも実現するために全力を尽くす、そんな党を作りたいと思って結党したのが国民民主党だ。これからもその理念を忘れずに取り組んでいく」と述べた。
続いて自民党の裏金問題に言及し、「裏金は何に使われていたのか。選挙では同じ条件で戦うため、使えるお金の額が公職選挙法で決まっている。そこで裏金を使っていたのなら、今の議席も公平な条件で決まっていないことになる」と批判。国民民主党が政党として唯一、旧文通費の公開と政策活動費の廃止を両方実施していることに触れ「国民民主党は政治資金の問題にはどの党よりも厳しく取り組んでいく」と意気込んだ。
街頭演説会の前には、「学校に行きたい!」企画の一環として、大阪市の常翔学園中学校で行われた模擬選挙に参加した。玉木代表は「給料が上がる経済」の実現を目指す国民民主党の姿勢や、若者の税負担軽減、教育・科学技術への投資といった政策を説明するとともに、座談会形式で生徒からの質疑内容に応じた。その後に行われた生徒による投票で、国民民主党は参加した9つの政党の中で最多の33票(106票中)を獲得した。